試験用基板と周辺機器をコンパクトに一体化した「試験用装置」
開発や検証の現場において、試験用の基板や周辺機器、それに伴う複雑な配線が作業スペースを圧迫し、扱いにくさを感じていませんか?
本事例では、バラバラだった基板と機器をすっきりと1つの筐体にまとめ、コンパクトで安定した「試験環境」を構築した事例をご紹介します。
ご相談内容
「基板と周辺機器を接続した試験環境を、コンパクトにまとめたい」というご相談からスタートしました。
機器が固定されていない仮置きの環境では、以下のような課題が発生していました。
- 基板と周辺機器がそれぞれ独立しており、バラバラで持ち運びや取り回しがしづらい
- 機器同士をつなぐ配線や接続が煩雑になり、断線や誤接続のリスクがある
- 安定した設置ができず、試験環境として再現性や信頼性に欠ける
特に、試験を行う場所を移動させたり、複数のメンバーで共有したりする際に、セットアップの手間や環境の不安定さが問題となっていました。
対応内容
120mm×120mmの試験用基板と、周辺機器である「メディアコンバーター(media converter)」を中心に、これらをスマートに一体化する試験用装置を設計・製作しました。

主な仕様・工夫点
- 接続構成の整理: 基板とメディアコンバーターの相互接続を整理し、無駄のない経路を確立
- コネクタ配置の最適化: 外部から接続するケーブルの挿抜がスムーズに行えるよう、端子レイアウトを最適化
- 筐体内への組み込み設計: 機器と配線をすべて内部に収め、1台の「試験装置」として独立したパッケージに格納
運用性を考慮した設計
実際の評価現場で作業者がストレスなく使用できるよう、以下の点に徹底して配慮しました。
- コンパクトなサイズ設計: デスクスペースを占有せず、持ち運びも容易なサイズ感の実現
- 安定した固定方法: 筐体内部で基板やメディアコンバーターが動かないよう、確実に保持・固定する機構
- 作業しやすい配置: スイッチの操作やLEDインジケーターの視認性を考慮した内部レイアウト
これにより、煩雑だった配線や接続がスッキリと整理され、現場の作業効率を大幅に向上させました。
このようなお悩みを解決します
- 試験用の基板やメディアコンバーターなどの機材がデスク上で散らかっており、1つにまとめたい
- 試験場所の移動が多く、持ち運びしやすく堅牢なテストシステムを構築したい
- 「基板はあるが、試験環境としてどう組み上げればよいか分からない」
仕様書や図面が揃っていない状態でも、お持ちの基板(実機)や周辺機器の構成を伺いながら、最適なレイアウトや筐体設計をご提案します。
一体化による3つのメリット
- 試験環境の安定化: 機器と配線がしっかりと筐体に固定され、断線や接触不良のリスクを排除
- 省スペース&ポータブル: バラバラの機材がコンパクトな1台にまとまり、保管や持ち運びが容易に
- 現場でそのまま使用可能: 必要な内部配線や接続をすべて完了させ、納品後すぐに使える状態で納品
「試験環境がバラバラで扱いづらい」「評価用にまとめたいが、どう構成すべきか決まらない」といった段階からでも対応可能です。
「基板はあるけれど、試験環境として成立していない」とお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。
